こんにちは、CGWORLD編集部です。先日から告知しておりましたCGWORLD最新号、vol.293(2023年1月号)がいよいよ本日12月9日(金)に発売です! 今月号の見どころや業界の気になるトピックを、CGWORLDアドバイザリーボードのメンバーに紹介していただきました!
※本記事は、CGWORLD vol.293掲載の「アドバイザリーボード 今月の視点」に情報を追加して再編集したものです
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CGWORLD vol.293(2023年1月号)
特集:アーティストのためのAI活用
判型:A4ワイド
総ページ数:128
発売日:2022年12月9日
価格:1,540 円(税込)
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生徒に向けた教育は自身の成長にもつながる
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CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼
僕自身ずっとオンラインスクールでアニメーションを教えてきた立場でもあるので、教育という分野もずっと興味をもってきたのですが、今回岩野さんのお話をお伺いして改めて「どうすれば上手くなるのか」という、教育だけでなく自己の勉強のためにどうすればいいのかというヒントをいただけました!
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深津貴之氏も登場! 見どころたっぷりのAI特集
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CGアート全般&実写VFX担当:Khaki
今月号の特集は近頃もっとも気になる話題である「AI」についての座談会です。個人的に最もお話をお聞きしてみたかった方であるTHE GUILD 深津貴之さんに、作り手側として気になっていることを率直に伺ってみました。
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黒澤映画風の画づくり『Trek to Yomi』
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ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛
Game Graphics Studioにて海外発、白黒の黒澤映画風の画づくりを目指した『Trek to Yomi』を取材しメイキングを書いていただいております。侍の所作や伝統建築をどう再現したかの苦労話も面白いですが、白黒映像でゲームをつくる難しさや工夫など、特徴的な画づくりを目指したいスタジオさんにとって参考 になるヒントが多くあると思います!
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NIKEの新しいメタバース戦略 「.Swoosh」
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CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一
NIKEが新しいWeb3プラットフォーム「.Swoosh」を発表しました。コミュニティ内でバーチャル作品を共同制作/収益化できるようにもなるという、「共創」を意識したプラットフォームになるようです。将来は人類全員クリエイター時代が来ると個人的に考えていますので、 NIKEの取り組みにはとても注目しています。
VPへの本格投入も見込む Unreal Engine 5.1
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ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス
11月16日にUnreal Engine 5.1がリリース。Lumenにより半透明素材でも高品質な反射を実現しています。またNaniteで風に揺れる草木の表現、点群データの編集や法線生成など待望の新機能が多数実装されました。弊社業務のバーチャルプロダクション領域では、In-Camera VFX Editor、Lumenサポートの機能 追加によりUE5の現場投入がこれまで以上に進むと予測しています。
2023年のハードウェアはモバイル向け製品ラッシュ⁉
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レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明
AMDの次世代GPU Radeon RX 7900 XTX/XTの登場に続いてNVIDIAからもRTX 4080が発売され、2022年度の新製品発表が一段落したのも束の間、Ryzen 7000シリーズの競争力アップのための突然の値下げニュースと、ノートPC向けRyzen 7000 HXシリーズのベンチマークがリークされてきました。2023年度はモバイル業界にも新製品ラッシュが続きそうです。今年にひき続き、来年もCGハードウェアはワクワクが止まりませんね。