デジタルアーティスト向けコミュニティThe Rookiesは、Substance 3D Painterを使った3Dテクスチャリングコンテスト「Meet Mat 4」の作品を募集中だ。スポンサーにはアドビやデル、KitBash3D、ミマキエンジニアリング、ワコムなどが名を連ね、賞品にはワークステーションやAdobe CCライセンスなどが用意されている。作品の応募締め切りは10月28日(月)。
Meet Matは今年で4年目となる、年次開催のデジタルアートコンテスト。開催の目的は、これからのアーティストが才能を発揮し、業界のエキスパートたちと交流することでスキルアップできる環境をつくること。ルールはSubstance 3D Painter(教育機関向けライセンスや試用版も可)を使って下記キャラクター「MAT」のテクスチャを作成すること。テーマやスタイルは問われない。
参加資格は18歳以上で、2D/3Dアニメーションやゲーム開発、VFX、建築ビジュアライゼーション、プロダクトデザインなどの分野でプロとして1年以上の経験があること(詳細は公式ページの「Rules」→「03 Eligibility」欄を参照)。
エントリー後はWIPを共有しながら制作を進め、締め切りまでに既定のカメラを使ったレンダリング画像を2枚提出する必要がある。すでに多数の参加者が公式ページの「Entries」でWIP(Work In Progress)を共有している。
賞品にはDell Precision 5690 Workstation、Lenovo ThinkPad P1 Gen 7、Wacom Movink、Adobe Creative Cloudサブスクリプション、ミマキエンジニアリングによる3Dプリント権などが用意される(全賞品一覧はこちら)。
なお、The RookiesではコンテストのためにYouTubeに全5編のトレーニングビデオを公開。実際にコンテストのキャラクター「MAT」にテクスチャリングしながら、制作に必要なスキルやテクニックを解説している。
CGWORLD関連情報
●「Substance 3D Painter 10.1」リリース! 新フィルタ多数追加、USDサポートやパフォーマンスの向上など
「Substance 3D Painter 10.1」では8種類の新しいデフォルトフィルタが追加。既存フィルタやUIの改良、USDのインポート・エクスポートの更新、プロジェクトを開くまでの時間の短縮、テッセレーションパフォーマンスの向上なども実装している。
https://cgworld.jp/flashnews/202409-SubstanceP101.html
●Substance 3D Designer 14.0リリース! フォトリアルな画像から手塗りの絵画調質感を生成できる新ノード群に注目
ノードベースのプロシージャルテクスチャ生成ツールSubstance 3D Designer 14.0のリリース情報。入力画像をポスタライズ(色数を減らし階調を調整)するQuantize colorノードや絵画風の仕上げを可能にするKuwaharaフィルタをはじめとする新ノードがいくつも追加されたほか、ユーザビリティの向上、APIの改善なども盛り込まれている。
https://cgworld.jp/flashnews/202408-SubstanceD14.html
●フォトグラメトリーツール「Substance 3D Sampler 4.5」リリース! UE5、Blender、Mayaなどへのアセット送信機能を新搭載
Substance 3DファミリーのフォトグラメトリーツールSubstance 3D Sampler 4.5がリリース。ゲームエンジンや3DCGツールなどへのアセットのエクスポート機能などを新たに搭載し、使い勝手が向上している。
https://cgworld.jp/flashnews/202407-Substance-Sampler.html