glukozは12月9日(月)、Maya用のUVパッキングツール「UVPackmaster 3 for Maya」をリリースした。同社開発の人気ツール「UVPackmaster 3 for Blender」と同様の機能群を備え、高速なUVパッキングをはじめとするUV編集ワークフローを提供する。無償アップデート付き永久ライセンスのシングルユーザーライセンスは44ドル(約6,750円)、GumroadおよびFlippedNormalsで販売されている。
UVPackmaster 3 for Mayaでは、探索アルゴリズム「ヒューリスティック探索」を利用しており、高密度なパッキングを、CPUでは数千のUVアイランドを数秒で、NVIDIA CUDAを利用したGPUパッキングはさらに高速で処理する。ヒューリスティック探索のオプションとして、相対的なアイランドスケールを混合することもできる。
また、UDIMを利用してUVアイランドを任意の数の名前付きグループに分割し、ワンクリックで全グループをパックできる。
UVPackmasterにはUVスタッキングツールも搭載されており、頂点位置補正、自動スケール調整、3D空間での方向認識、アイランドの優先順位のコントロールを行いながらUVアイランドをスタックできる。スタックされたUVアイランドのロックもできるほか、アイランドに対してスタックグループをアサインしてパッキング前に自動的にスタックを実行し、一緒にパッキングすることもできる。
その他、3D空間の向きに応じてUVを自動的に方向付ける「Orient UVs」、パッキング時に適用されるスケール乗数をアイランドごとに割り当てる「Prioritize UV islands」(UVアイランドの優先順位付け)といった機能も搭載。
その他、全機能についてはこちら。
■UVPACKMASTER 3 FOR MAYA FEATURES
https://uvpackmaster.com/for-maya/features/
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