カナダのVFXディレクターRobert Rioux氏は12月31日(火)、MayaのサーフェスをBlenderにエクスポートするためのスクリプトパッケージ「Import-Maya-Shaders」をGitHubで公開した。
「Import-Maya-Shaders」は、MayaのArnold aiStandardSurfaceシェーダをBlenderのプリンシプルBSDFに変換できるオープンソース( GPL-3.0 license)のスクリプトパッケージ。
Mayaからのエクスポートには「MayaExportShaders.py」を使用し、Blenderへのインポートには「import_maya_shader.zip」をアドオンとしてインストールして作業を行う。
シェーダの変換は2プロセスを経る。
まずはジオメトリをFBXファイルとしてエクスポートし、MayaのスクリプトエディタでMayaExportShader.pyを実行してシェーダディスクリプションをエクスポートする。
次にBlenderでは、デフォルトのBlender FBXインポートアドオンでFBXファイルをインポートした後、「Maya shader (json)」を実行して、Mayaからエクスポートしたjsonファイルを選択。
これにより、aiStandardSurfaceシェーダがプリンシパルBSDFに変換される。
なお、本スクリプトは基本的なシェーダツリーの変換のみに対応しており、Maya側でaddMixやランプ(Ramp)、カーブノードなど、ファイル入力以外を使用している場合には正しく変換されないとのこと。
■Import-Maya-Shaders(GitHub)
https://github.com/riouxr/Import-Maya-Shaders/tree/main
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