4月2日(日)まで開催されている「ONI展」で実施された講座『カラースクリプト:物語は光の見せ方で変わる by堤大介』を6月10日(土)までの期間限定でオンラインにて配信を開始しました。

なお、本講座で堤氏が描いたデータ(PSD+JPG)もプレゼント!

『カラースクリプト:物語は光の見せ方で変わる』
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講座の詳細

※本動画は1月22日(日)に開催された「ONI展」でのワークショップを収録した動画になります

ピクサー在籍時代『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』などのアート・ディレクターとして物語全体の「カラースクリプト」を担当した堤大介。

本講座では、ピクサー時代の作品はもちろん、監督作品『ダム・キーパー』『ONI』も含めた全作品を例に見せながらハリウッドの映画デザインで最も大切と言われる「カラースクリプト」の作り方を約2時間半に渡りたっぷりお届けするアニメーション講座です。

映画関係者はもちろん、イラストレーター、漫画家など、絵を描くのに光を使ってみたいクリエーター全てにお勧め。

【カラースクリプトとは】
カラースクリプトとは、色の台本のことです。映画、絵本、漫画、イラストなどどんな絵にも光があり、色があり構図があります。つまり「存在する絵」をどう見せるのか。同じキャラクターでも、同じ背景でも構図や光や色が変わるだけで伝わるストーリーが何通りにも変化します。ハリウッドのアニメーションの世界でそれをデザインする事を「カラースクリプト」と言います。

配布データ

デモンストレーションで描いたPSDデータをプレゼント!
※商用利用不可

視聴期間

視聴期間:3/10~6/10
※視聴期間を過ぎると視聴することができなくなるのでご注意ください
※視聴期間は購入日に関わらず6月10日(土)までとなります
(例)6月9日に購入しても視聴できるのは6月10日までとなります

堤大介氏プロフィール

東京都出身。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。ルーカス・ラーニング、ブルー・スカイ・スタジオなどで 『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。2007年ピクサーに招聘されアートディレクターとして 『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がける。2014年7月ピクサーを去りトンコハウスを設立。初監督作品『ダム・キーパー』は2015年米アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。2021年には日本人として初めて米アニー賞のジューン・フォレイ賞を受賞。2023年にはNetflixシリーズ『ONI ~ 神々山のおなり』が米アニー賞にて作品賞(リミテッドシリーズ テレビ/メディア部門 )、プロダクションデザイン賞(テレビ/メディア部門)をダブル受賞。一冊のスケッチブックに71人の著名なアーティストが一枚ずつ絵を描き、手渡しで世界中を巡るというプロジェクト『スケッチトラベル』の発案者でもある。

『カラースクリプト:物語は光の見せ方で変わる』
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Information

Netflixシリーズ『ONI ~ 神々山のおなり』(Netflixにて配信中)
全4話(154分)
原案・監督:堤 大介/脚本:岡田麿里/エグゼクティブ・プロデューサー:ロバート・コンドウ、ケーン・リー、堤 大介/プロデュース:サラ・K・サンプソン
アニメーション制作:トンコハウス
©2022 Netflix
www.netflix.com/title/81028343

トンコハウス・堤大介の「ONI展」
会期:2023年1月21日(土)〜2023年4月2日(日)
場所:PLAY! MUSEUM 〒190-0014 東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟 2F
展覧会ページ:play2020.jp/article/oni/
トンコハウスとしては約4年ぶりとなる展覧会。トンコハウス史上過去最大規模で開催予定。アニメーション作品の『ONI ~ 神々山のおなり』を空間演出で味わう新しいエンターテインメント体験を目指しています。トンコハウスが得意とする闇と光の映像の美しさ、ときを超える骨太の物語を、映像と言葉、音や光、古美術作品を融合させたスペクタクルな展示空間で表す予定です。そのほか、トンコハウスの技術や哲学を盛り込んだ、最新3DCGアニメーションの制作過程を紹介します。

ONI展にあつまれ!トンコハウス夢プロジェクト
〜『ONI』を通して、アニメ―ション制作の概念を変えるきっかけをつくりたい!〜
実施期間:2022年12月28日(水)〜2023年3月25日(土)
▼Makuakeプロジェクトページはこちら
bit.ly/tonko_makuake