こんにちは、CGWORLD編集部です。先日から告知しておりましたCGWORLD最新号、vol.290(2022年10月号)がいよいよ本日9月9日(金)に発売です! 今月号の見どころや業界の気になるトピックを、CGWORLDアドバイザリーボードのメンバーに紹介していただきました!

記事の目次

    ※本記事は、CGWORLD vol.290掲載の「アドバイザリーボード 今月の視点」に情報を追加して再編集したものです

    CGWORLD vol.290(2022年10月号)

    特集:新世代クリエイター
    判型:A4ワイド
    総ページ数:128
    発売日:2022年9月9日
    価格:1,540 円(税込)

    詳細・購入はこちらから

    新連載「編集長が聞く」 始まりました!

    CGWORLD編集長・アニメーション&海外映像担当:若杉 遼

    新連載でピクサーのアニメーターの皆さんに取材をさせていただきました。アートの仕事の上達の秘訣は、 単にモノづくり的なスキルだけでなく、「どういうことを考えて、どうしてそうしたのか?」を理解することだと思います。トップクラスのアニメーターの皆さんの深い考え方を読んでもらえたらと思います!

    ▲新連載「編集長が聞く〜作り手たちの物語〜」

    若き才能への期待大! 新世代クリエイター特集

    CGアート全般&実写VFX担当:Khaki

    今回は新世代クリエイター特集に注目しています。現在はSNSの普及やハードウェアとツールの進化により、個人や少人数で活躍するクリエイターが増えてきました。今後も増え続け、働き方の主流のひとつになるのではないかと予想しています。新世代クリエイターならではの発想や表現を見られるのが楽しみです。

    ▲特集「新世代クリエイター」

    アトラス最新作 『ソウルハッカーズ2』

    ゲーム開発技術&海外ゲーム担当:榊原 寛

    アトラスさん開発の『ソウルハッカーズ2』を取材したGame Graphics Studio記事に注目です! アトラスさんといえば『女神転生』、『ペルソナ』シリーズなどスタイリッシュな画づくりが抜群な開発スタジオ。その最新作がどのようにつくられたのか、CGWORLDならではの取材でディレクションの方法や使用技術などを覗いてみましょう。

    ▲Game Graphics Studio『ソウルハッカーズ2』

    販売開始から数時間で 3,000体が完売したNFT

    CGを活用した新領域&ビジネス担当:岸本浩一

    日本発3DジェネラティブNFTのMETAKAWAII『DROP’S』が発売されました。NFT保有者にはデジタルスニーカーやリアル/メタバースイベントのチケットが配布されるなど、今後の展開に目が離せません! 国内でも今後は3DCGを使用したNFTが増える予感がします。

    「技術書典13」にてAWS関連の同人誌発売!

    ゲームエンジン(映像・VR)&VIZ担当:スタジオブロス&モデリングブロス

    レンダーファーム構築ソフトDeadlineを筆頭に、AWS Thinkbox製品全てが無料で使えるようになりました。とは言っても実際に3DCGプロダクションがAWSを使いこなすにはどうすれば良いのでしょうか? そんなお悩みを解決するために、9月11日(日)に開催される「技術書典13」会場内スタジオブロス・ブースで、「CG屋さんのためのAWS入門 座学編」「CG屋さんのためのAWS入門 ハンズオン編」「CG屋さんのためのAWS Thinkbox Deadline AWSでクラウドレンダーファームを作る」同人誌3冊を発売します。皆様のご来場お待ちしています!

    ●参考
    AWS Thinkbox 製品の無償提供開始について
    https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/jpmne-aws-thinkbox-products-now-available-free-of-charge/

    技術書典13
    会期:2022/09/11 (日)
    会場:池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F
    https://techbookfest.org/event/tbf13

    Intel vs AMD 熱い戦いの始まり

    レンダラ・ハードウェア担当:澤田友明

    AMD Zen4 Ryzen 7000シリーズが8月29日(月)に正式発表されましたが、実際の発売は9月27日(火)とされています。奇しくも同じ日Intelの第13世代Core 13000シリーズが発表されるので、まさにガチンコ勝負となりそうです。AMDは発売日をわざと後ろにずらしてIntelの発表に合わせたとも言われており、Ryzen 7000の仕上がりに自信があることを窺わせますが、一方Intelは電力制限を350Wにまで引き上げ大幅に性能を向上させるExtreme Performance Modeと呼ばれる荒技を用意して迎え撃つとのこと。この秋、みなさんは熱い戦いを目撃することになるでしょう。