irrealix社は1月7日(火)、Nuke内で3D Gaussian Splattingデータを扱えるOFXプラグイン「Gaussian Splatting for Nuke」をリリースした。価格は49ドル(約7,800円、シングルユーザーライセンス)。

「Gaussian Splatting for Nuke」は、PLY形式の3D Gaussian splatsデータをNuke内にインポートしてGPUによるリアルタイムプレビューを見ながら操作し、レンダリングが行える、OFX(OpenFX、VFXのオープン規格)プラグイン。 


モデルの位置合わせ(正確な位置合わせには正投影カメラを使用)、整列、球、ボックス、Y平面でのクロップ、最大10モデルのシーン内での結合、ノイズを使ったモデル出現アニメーションエフェクトの作成にも対応する。

モデルの位置合わせ
正投影カメラの撮影データを使用した正確な位置合わせ
  • クロップ処理前
  • 球シェイプによるクロップ
シーン内で最大10個のSplatsモデルを結合可能
ノイズを利用した鉢植えの出現アニメーション

また、ランプ(Ramp)によるスプラットへの着色、スケールのアニメーション、透明度の設定、ディスプレイスメント、カラーグレーディングといった操作や、合成用のZ深度パスのレンダリングやシーンのエクスポートにも対応する。

ランプによる着色
Z深度パスのレンダリング

なお、irrealix社はGaussian Splatting for Nukeで利用するPLYファイルの作成ツールとして、Luma AIpostshotScaniverseNerfstudioSuperSplatを紹介している。

■Gaussian Splatting for Nuke(aescripts.com)
https://aescripts.com/gaussian-splatting-for-nuke/

■Gaussian Splatting for Nuke公式ページ(英語)
https://irrealix.com/plugin/gaussian-splatting-nuke

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