STEP 06:肌の細かい棘をVector Displacementで追加する
Vector Displacementでディテールを作成します。あまり細かくディテールを付けすぎるとスケール感を損なうため、やり過ぎないように注意しましょう。
STEP 07:Trasnpose Masterでポーズ作成
オーガのスカルプトが概ね終わったら、Transpose Masterを使ってポーズを付けます。
完成
いつものようにモデルのスカルプトが完了したら、KeyShotでレンダリングをして完成です。
今回は重量感のある力強いクリーチャーが制作できたと思います。引き続き、要点を意識した効率の良い作品づくりを続けていきましょう。
Profile.
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岡田恵太/Keita Okada(Villard Inc.)
デジタルスカルプター、3Dコンセプトアーティスト。1991年7月生まれ、広島県出身。2012年大阪の専門学校を卒業後、大阪のゲーム会社に就職。2013年に退職し上京した後、1年ほど建設現場の作業員(荷揚げ屋)などをしながらZBrushを独学で習得し東京のゲーム会社へ就職。2015年からフリーランスとなり、PS4用ゲームのDLC『Bloodborne The Old Hunters』をはじめ主にクリーチャーなどのコンセプトモデルを手がける。2017年3月、新会社「Villard」を設立
www.artstation.com/artist/yuzuki
www.villard.co.jp