Method 4:ゼネラリストの強みを活かしたシーン作成
1:船のモデリングとディテール
▲ベースの形はスプラインとサーフェスでCAD制作のような感じで作成していきます。スプラインベースなのは後から使用するためです。
▲いったんメッシュにして、さらにスプラインにしてオブジェクト化。板を張り合わせたような外観のデザインにしました。
▲船首など、デリケートな部分はフリーハンドで作成していきます。
▲ゴシック調の装飾はキットバッシュを使用します。様々な模様のオブジェクトを用意。
▲面をなぞるように配置したり、スプラインに沿って配置したり、とにかく面を埋めます。
▲原型が見えないくらいディテールを付けてみました。
2:海の作成
▲海の作成は今回、Phoenix FDを使用しています(次のページでも詳しく解説します)。
▲ちょっとシミュレーションが重かったので一晩ほったらかしにしておいたら、翌日できていました。
▲計算時間はかかりますが、作業時間はかからないので、ある意味で自動化と言えるかもしれません。
3:配置 ~ver.2020~
▲シーンに帆船を配置していきます。
▲当初、3ds Max 2018で作業していましたが、試しに2020で作業してみたら、これが非常に軽い! 倍くらいの体感で作業ができたので、帆船も予定の倍に増やしました。
Method 5:カラーコレクション
▲レンダリングした画像をAfter Effectsで読み込みます。V-Ray上でフレアはすでに乗せています。
▲Lumetriカラーを使用して、カラコレを行います。
▲最終的に煙などで加工して完成です。