Basic MAX
今回の「Basic MAX」はちょっと趣向を変えて、現在3ds Maxで使用できる景観ソフトのご紹介をしてみます。
Point1:標準機能による森の作成
▲そもそも、3ds Maxで樹木をつくれるのかというと、簡単な機能ですが[AEC機能拡張]があります。
▲地形をつくる場合はディスプレイスが有効ですが、[地表]なるツールも存在します。
▲また、このスタート画面に[樹木をダウンロード]というボタンがあます。
▲種類は多くないですが、natFXの樹木モデルがダウンロードできます。
▲3ds Max標準機能で木を配置するとなると、例えばひとつの方法としてオブジェクトペイントで自由に配置するという手法があります。
▲こちらはスキャッタでランダムに配置した例。
▲パーティクル フローを使用する方法などもありますね。
Point2:主な景観ソフト
▲上記の方法はどれも重いので、やはりプラグインの使用をオススメします。定番は筆者も使用しているForest。とても軽く大量に配置が可能です。
▲そのほか、Vueを開発しているe-on softwareからCarbon Scatterというプラグインも発売されています。
▲そもそも景観をまるごと作成するとなると有名なのはVueですね。xStream版は3ds Maxと連携しているので、3ds Max内でレンダリングも可能です。
▲空や雲だけに特化したプラグイン、Terragen 4もありますね。
▲低価格なツールとしてはBryce 7 Proがあります。これはOBJでデータをやりとりするようです。
[プロフィール]
早野海兵(はやのかいへい)
日本大学芸術学部卒業後、(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント、(株)リンクス、(株)ソニー・コンピューターエンタテインメントを経て、フリーランスで活動。2007年(株)画龍を設立。
www.ga-ryu.co.jp
www.kaihei.net
@kai_hei