STEP4:シーン作成
▲バランスを崩すためにアーク状のパーツを大量に配置しますが、作成が大変なので、スクリプトを活用しました。
▲同じ手法で壁のパーツも配置。後からカメラのある方は削除して、データをわかりやすく、軽くします。
▲ライティングや質感を付ける前に、カメラを決めて一度レンダリング。ディテールの見え方を確認しておきます。
▲ライトは現実感が増すようにSunlightとVRaySkyを使用しました。影がくっきり付きます。
▲巨大な建築物なので、若干の空気遠近法を取り入れます。[VRayAerialPerspective]を使用しました。
▲質感とテクスチャを加えます。小さいものは余計な質感を付けても無意味に重くなるので、あっさりしたものにしておきます。
STEP5:合成作業
▲レンダリング画像そのままの状態です。32bit画像。そして今回も8Kです。細かいパーツの再現にはこれくらい必要かもしれません。
▲8Kレンダリングだと水槽ボックスのひとつひとつまでディテールが確認できます。
▲レンダーエレメントで、ライティングを強調するための素材。
▲金属パーツを強調するための反射素材も出しておきます。
▲Zマスクも使用。ブルーム素材を深度で合成します。これにより、空気感を演出します。
▲最終的に8Kでコンポジット。昨年から4Kになった本連載ですが、これからは8Kが主体になりそうですね。