連載アーティストの皆さまからのコメント
今回は連載100回を記念してCGWORLD、およびCGWORLD.jpで連載をしている5名のアーティストの皆さまにお祝いのコメントをいただきました。
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「Houdini Cook Book」連載
ディレクター/Houdiniアーティスト
秋元純一(トランジスタ・スタジオ)
連載100回、おめでとうございます。思い返せば学生の頃からKAIさんの連載のクオリティに憧れていて、「Houdini Cook Book」の連載が始まる際には、絶対に作例をつくるフォーマットにしたいと、当時の編集長に話したことを思い出します。今となっては、その大変さを、身をもって感じております。「画龍点睛」は現在の連載のながれをつくった、正に源流だと思います。これからもお体を大切に、末永く続けていただいて、後輩たちの目標でいてください。ありがとうございました。
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「アニメーションスタイル」連載
ディレクター
森江康太(MORIE Inc.)
学生時代、CGWORLDを手に取ると真っ先にKAIさんの連載をチェックし、その洗練されたデザイン、独創的なアイデア、美しいライティングと構図で彩られた作品にいつも圧倒されました。後年、その作品の魅力の源泉はKAIさんの超人的な仕事量に裏打ちされていることを知り、一朝一夕では、到底真似できないと痛感したのを覚えています。偉大なクリエイターは多作だと言われますが、連載100回目という偉業に、今なお圧倒され、畏敬の念を抱かざるを得ません。連載100回目、本当におめでとうございます!
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「Phenomenal Things」連載
デジタルアーティスト
森田悠揮
100回目の連載おめでとうございます! 100回連載することの大変さは僕以外にも連載を抱えているアーティストなら誰しもが理解できると思いますが、とんでもないクオリティの作品をブレることなくつくり続けてきている事実、「見習わなければ!」という気持ちです。僕の連載のきっかけをつくってくれたのもKAIさんで、そのことはずっと感謝しています。KAIさんが背中を押してくれたおかげで、今とても楽しく連載作品をつくれています。本当にありがとうございます。そしておめでとうございます!
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「世界大諸説史」連載
コンセプトアーティスト
沢田匡広
KAIさん、連載100回記念おめでとうございます。学生の頃から拝見していた「画龍点睛」と同じ雑誌内で連載をしていることが、不思議な気分であると同時に大変光栄です。 僕自身連載を始めて間もないので、毎回試行錯誤をくり返している段階ですが、KAIさんが当初から保ち続けている作品のクオリティはもちろんのこと、「100回記念」という言葉に隠された労力にただただ圧倒されます。改めておめでとうございます!
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「NEO ACT」連載
コンポジター
今川真史
連載100回目おめでとうございます! KAIさんには「KLab Creative Fes'17」や大学での特別講義など、自分が学生のころからお世話になっていました。ツールも自分と同じ3ds Maxで、3DCGに初めて興味をもったときからKAIさんの連載を毎月読み、参考にさせていただいています。KAIさんの作品は3DCGというデジタルな手法を用いながらも、日本の伝統工芸のような繊細さと美しさがあって、毎月感動しています。今後いっそうのご活躍をお祈りいたしております!
連載100回記念スペシャル
これまでの連載をふり返って
連載を再開した当初、2010年ごろの日本は不景気で、さらに震災や経済的なショックもたて続けに起こり、いわゆるエンターテインメントや広告業界はとても厳しい時期を迎えていました。それはCG業界も同じで、しばらくは名だたるアーティストや明るい話題も出てきませんでした。そういった中、連載を始めたのはもう一度「3DCGは楽しいんだ」「3DCGと一緒に生きるということはこんなに素晴らしいんだ」ということを伝えたいと思ったのが一番の理由です。
私の連載とは関係ないとは思いますが、それからの日本の景気はアベノミクスに入り、オリンピックが決まり、CG業界も活気をとり戻してきました。素晴らしい作品をつくる若手がどんどん名乗りをあげ、海外に進出するアーティストもたくさん出ています。そういった素晴らしいアーティストの方々とたまに食事やイベントで交流をもち、お互いに作品の話や3DCGの話に花が咲くと、時間がたつのも忘れて本当に嬉しい気持ちになります。
もう十分おじさんの部類に入っていますが、これからも自分の作品はもとより、CG業界を支える若いアーティストの力になれたら嬉しいです。最後になりますが、多忙な中、今回のために暖かいメッセージを贈っていただいた5名のアーティストの皆さま、CGWORLD編集部の方々に感謝の気持ちを、この場をお借りして御礼申し上げます。これからもCG業界に幸があることを。
KAI
[Information]
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3ds MAX 画龍点睛
『NEXTWORK2019Ver.』
デジタルハリウッドの「CGヒーローズ」が2019年1月から再びスタート。今回は3ds Max 2019ならではの新機能の詳解と、ソフトウェアを連携させてより効率的にクオリティを高める知識を学びます。詳しくはオフィシャルWebサイトをご覧ください。
school.dhw.co.jp/p/cgheroes/#max
[プロフィール]
KAI
株式会社画龍 アートディレクター
www.ga-ryu.co.jp
www.kaihei.net
Twitter:@Kai_ryu_Kai