STEP4:7つのシーン作成
ピックのシーン

▲今回は大きく分けて7つのシーンを作成しました。当然、全てひとりで制作しています。

▲冒頭のピックのシーンは映画のタイトルのようなものを意識。アップにも耐えられるディテールが必要でした。

▲暗闇から出現するような演出にはZマスクが欠かせません。
1stシーン

▲ファーストシーンはまさに無から生成される物質を表現。

▲規則的でありながらランダムな波紋と金属の境界を表しています。
2ndシーン

▲セカンドシーンからは本体の作成過程ムービーです。何か未知の力を封じ込めています。
3rdシーン

▲3つめのシーンは商品の組み上げシーン。幼い頃に観たロボットアニメの合体シーンがデザイン発想の基になっています。

▲パーツが少ないので、同様のパーツから選び抜かれたような表現に変更。

▲2次元的なエフェクトは無理に3DCGで作業せず、カメラをAfter Effectsに読み込んで調整します。
4thシーン

▲4つめのシーンはディテールアップ。細部までこだわった彫刻を再現していきます。ここは一般的なモーフィングで表現しました。

▲単純な変形シーンにはこれが一番調整しやすいです。
5thシーン

▲5つめのシーンはクールダウン。一度、極限まで熱した鉄を水で冷やします。
6thシーン

▲6つめのシーンは自由演技のシーン。髪の毛とギターの弦をイメージしています。

▲最終的な尺は当初より大幅にアップし、3分弱になりました。

▲こちらのムービーは資生堂の特設サイトで公開されています。スペシャルシザーズの販売も行われているので、ぜひご覧ください。