Method 4:ゼネラリストの強みを活かしたシーン作成
1:ベース制作
▲まずは綿毛の1本をリアルに作成してみます。メジャーなモチーフなので、今回は資料もたくさんあり、探しやすかったです。
▲綿毛のモデルを少々アレンジ。水の粒はメタボールで再現しつつ、現実的でないデザインにしていきます。
▲軽くレンダリングして質感の確認。V-Ray IPRで表情をチェックします。
2:ボリューム調整
▲構造が複雑になったり、あとから構造を変えたいときにとても便利なスケマティク ビュー。Softimageを使用していた頃からのお気に入りです。
▲配置は自由度の高いパーティクルで挑戦してみます。
▲質感をベースの白に戻し、全体のボリューム感を確かめながら雰囲気を確認します。
▲さらにパーツを増やした状態でパーティクルの量の調節をします、多くてもゴチャゴチャするし、少なくてもスカスカになります。
▲ある程度のボリュームができたところで、質感を戻してレンダリング。
▲さらに綿毛が飛ぶアニメーションを付け、良い画を探します。
3:意味の追加
▲ほとんど見えませんが、新しい誕生を意味する胎児を花の中心に配置しています。
▲ライトが中心から当たったときディテールが出るように、凹凸を付けておきます。
Method 5:レンダリングと画づくり
▲レンダリングは8K。細部まで確認できます。
▲光のフレアなど、エフェクトはほとんどV-Rayの方で付けています。After Effectsでは簡単なカラコレのみ。
▲最終的に2つのモチーフを合成して、バランスをとりました。