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Vol.103 Bone Robot

Vol.103 Bone Robot

Method 4:ゼネラリストの強みを活かしたシーン作成

1:ベースの形

▲Poserを使用してスケルトンのモデルを作成。ポーズを付けていきます。Poserは本当に便利で使いやすいソフトです。

▲Poserで作成したデータを3ds Maxにインポート。これがメインなので、シーンの真ん中に配置します。

▲この最初の時点からライティングも少し加えて、最終的な画の感じをつかみながら進行していきます。

2:ディテール

▲メカ部分のディテールのアップには計画通りキットバッシュを利用して、どんどんパーツを組み合わせていきます。

▲もともとあったスケルトンのモデルをガイドにして、合うパーツを探して組み合わせます。

3:和テイスト

▲模様のパターンはクローンを併用して作成していきます。この手の手法は3ds Maxは得意ですね。

4:シーン作成

▲それぞれキットバッシュでディテールアップしたモデルをシーン内に配置していきます。

▲V-RayのIPRビューポートでレンダリングの結果を見ながら配置。最近はとても便利になりました。

▲今回はカラーの検討にかなり時間を使いました。赤にしたり青にしたり......。最終的にはメカが目立つようにモノトーン系に落ち着きました。

Method 5:画づくりと仕上げ

▲今回もほとんどのカラコレをV-Ray Frame Buffer上で行なってます。これはLUTでもっていくか、そのまま保存しても処理がされた画像をつくることができます。

▲コンポジットで、エレメントを使用して画像調整をしていきます。実際のレンダリングは甘くなりがちなので、トーンカーブなどで画像を締めるとちょうど良い感じになりますね。

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Generalist Style 03

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